ストレス対策、怒りは身を滅ぼす
自律神経失調の原因ストレス、怒りどうしよう?
徳川家康の座右の銘
彼がいつも肝に銘じていた言葉、それは「怒りは身を滅ぼす」です。
自律神経を守る怒りの対処法
自律神経を乱すストレスにはいろいろなタイプがありますが、怒りも大きな要素です。先日の早朝、車がやっと1台走れるくらいの細い道をジョギングしていたら、後ろから大きなクラクションを鳴らされ、しばらく怒りが収まりませんでした。
- それはあなたの人生を変えるほど重要か、人生を変えるほどでもないか。
- それに対して、あなたが働きかけ、それを変えられるか、変えられないか。
そして、自分では働きかけられない、どうしようもないことも多々あります。過去と他人は変えられません。自分と未来は変えられます。
そんな時はどうしようもない、不可抗力です、そこから離れるのが賢明です。7秒ルール、と言って、少し時間をおいて深呼吸すると収まる怒りもあります。
鍼灸のツボ、鍼灸経絡と怒り
鍼灸、東洋医学では怒りは肝に属す、とされています。肝臓の肝の字ですが、鍼灸では肝臓だけではなく、脳や頭、生殖器、筋肉すじ、目 爪、など幅広い活動と関係します。肝の働きが強くなりすぎると、怒りっぽく瞬間湯沸かし器状態になります。アメリカのトランプ大統領状態です。
彼が鍼灸治療を受けると、もう少し冷静になり世界全体のことを考えられるようになると思います。肝は鍼灸経絡の中でも特に頭、脳と関わりがあるからです。逆に弱くなりすぎると鬱や神経症になりがちです。
鍼灸のツボとして、強弱、どちらにも使えるのが太衝、と言うツボで、足の甲、1指と2指の骨の合わさる付け根にあります。鍼灸師に鍼灸施術してもらうのがベストですが、自分で温灸したり指圧したりすることも可能です。この鍼灸ツボの正確な位置は、ネットでも調べられますので使ってみて下さい。
どうしようもないストレスにはどう対処したらよいか
ストレスにはリズミカルな軽い運動を
スウェーデンの厚生省が以前、うつ病に対する様々な投薬や養生法を比較検証しました。その結果、どんな薬よりも、うっすら汗をかくほどの運動が一番効果的だったそうです。
悩んでいたら家の中に居ず、外へ出て20分ほど少し速く歩くか、軽くジョギングしましょう。
軽い運動は体だけでなく、心にも良いと感じています。これが自分にとって、若さと健康の秘訣だと、思っています。